未来の食卓の幸せを守る、今野醸造のSDGsへの挑戦

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私たち今野醸造は、宮城の小さな蔵元です。味噌や醤油を仕込む蔵の中には、先人たちが守り続けてきた発酵の息づかいが今も生きています。私たちが信じるのは、「いつも幸せは食卓から生まれる」という想い。家族の笑い声、心温まるひととき、その真ん中にあるのが、ほっとするおいしさです。だからこそ、未来の食卓を守るため、宮城県の環境に優しい農産物認証を受けた原料を選び、自然と寄り添うものづくりを続けています。

しかし、豊かな食卓を次世代につなぐためには、守るだけでは足りません。気候変動対策や資源の枯渇など、地球が直面する課題に向き合い、伝統の技と知恵を活かしながら、持続可能な生産体制への挑戦を続けています。環境への負荷を減らすため、製造工程の効率化や廃棄物の削減にも取り組み、SDGsが掲げる「つくる責任 つかう責任」を胸に、未来に誇れる食文化を守り育てます。

自然と人をつなぐ発酵の力で、世代を超えて笑顔があふれる食卓をこれからも支えていきます。

SDGs目標 取り組み内容
2. 飢餓をゼロに 持続可能な農業を実践し、味噌製造の自給自足体制を構築。国産大豆と、米を自ら供給できるノウハウを確立。
3. すべての人に健康と福祉を 無添加味噌や学校給食、病院、介護施設向けに塩分を控えた業務用味噌・醤油を製造し供給。また、粉末味噌を活用した減塩提案にも取り組む。
4. 質の高い教育をみんなに 教育機関と連携し、日本伝統の発酵と味噌醤油の食育活動を国内児童や海外学生などに実施。
8. 働きがいも経済成長も 地域雇用を創出し、職人の技能向上を支援。
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 伝統製法を守りつつ、最新技術を活用した新商品の開発を推進。
11. 住み続けられるまちづくりを 地域の伝統的発酵食品である仙台味噌を通し食文化を継承。持続可能な農業で耕作放棄地の減少に貢献。
12. つくる責任 つかう責任 環境負荷削減に取り組んだ味噌製造を行い、原料残渣を原料栽培に活用した循環型農業に取り組む。
13. 気候変動に具体的な対策を 気候変動による干ばつリスクに対応するため、土壌の水分保持力を向上させる農法 を取り入れています。具体的には、有機質堆肥の活用や適切な土壌管理を行い、保水性の高い土づくり に取り組んでいます。これにより、異常気象による干ばつの影響を軽減し、安定した農作物の生産を可能にしています。
15. 陸の豊かさを守ろう みやぎの環境に優しい農産物認証を導入し持続可能な農業を推進。生物多様性の保全や土壌の保全に貢献。
17. パートナーシップで目標を達成しよう 食のみやぎ応援団の一員とし、地元企業とのパートナーシップをもとにSDGsに取り組む。

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取り組み 内容
食育活動の実施 小学校・中学校・大学などで食育活動の実施。教職員・料理人向けの食育活動を実施。

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