今日も早朝と夕方に、大豆畑の見回りです。
すると・・・発芽し、葉を今まさに広げようとしている芽を発見。
すかさず、車に戻りカメラを持ち出し撮影。
畑に行くと、毎日変化があり面白い。
そして、足繁く通うことで何より愛着がわくし、勉強になります。
その後、配達を済ませ今日はNOSAIさんの発刊されている農業共済新聞さんに
取材にお越しいただきました。
他誌様の記事では商品や受賞に関する内容の記事が多いのですが、
そこはNOSAIさんです、原料栽培をメインとした取材をいただきました。
私達の核の部分に触れていただき、とても有意義なひと時でした。
そして、工場では製麹(せいぎく)初日。
自社栽培し収穫した米を、昨夜直前精米し浸漬、そして蒸しあげた後
麹菌を散布し麹室に移しました。
直前に精米できるのも、自社で栽培しているからこそ出来ること。
仕入米は精米されてきます。それも、精米してから時間経過しているので
品質は断然・・・。という訳です。
ご飯も直前精米が美味しく炊けるように、麹作りもまさに同じ。
今野醸造、こだわりの一つです。
<仙台味噌醤油蔵元 ㈲今野醸造 >
宮城県加美町下新田字小原5
電話 0229-63-4004
FAX 0229-63-5853
東北も、豆蒔き後すぐ、梅雨に突入。
雨、くもり、また雨・・・そんな天気が続いています。
今月初めに大豆を植えてから2週間程が経過しました。
私はといいますと、昨日から予定を変更して、また畑で仕事をしています。
畑の大豆も無事発芽しました!
葉っぱに見えるものは、豆が二つに割れた部分です。
きっと、次の写真を見ると分かりやすいかな!
まるで、花が咲くように豆だった部分が地上に、
自らの下胚軸(かはいじく)によりおし上げられています。
ふー。一安心・・・。
そして、少し成長しているのがこちら。
すっかり立派な葉をつけていますね。
これも、豆が変化してきたものです。
改て、生命って不思議ですね。
固くて、丸くて乾燥していた種がこうなるのですから。
そして、成長いちじるしいものはこんなに育ちました。
10cm以上はあるかな。
丁度、撮影前に降った雨の雫が葉っぱに乗っかっています♪
これが、実をつけて来年には仙台・糀味噌あなたのためにや、釜神、ミソルトなどに
なるんですよ(^^)
自然と生命と共存し私達は味噌を造っているんだなぁと改て実感。
さ、今日は畑を切り上げようかなと空を見たら、虹がでてました。
久しぶりに見たなぁ。
そして、小鳥のさえずりも癒される。
畑仕事は疲れるけど、自然と触れ合えるのはとってもGOODなひと時です♪
ここから、さらに無事立派に育って欲しいと願うばかり。
ここからは余談・・・
今回は、種まき後雨が降りすぎたせいか発芽が他の畑より遅れたところが。
雨にやられて、種が腐ったかとヒヤヒヤし、日曜は急遽、朝から夜まで
社長とその畑をひたすら整備。。。。
とても気が気でない一日でした。
しかし、本日の朝畑に向かうと・・・
わかります?
うっすら真っ直ぐに緑の線が入っているのが!無事びっちりと発芽していました!!
よかった!!
上でも掲載したこの画像は、ここのアップ写真なのです♪
立派に発芽です!!
それにしても、たった一晩でこんなに成長するなんて・・・
改て、大豆の生命力に感謝です!!
<仙台味噌醤油蔵元 ㈲今野醸造 >
宮城県加美町下新田字小原5
電話 0229-63-4004
FAX 0229-63-5853
畑のアッパーがけとほぼ時を同じくして、今年も今野醸造の大豆の種まきが始まりました。
約5日程かけ、約48,000坪の畑に植えていきました。
さー、大豆の豆まきのスタートです!
最高齢のトラクターの登場です!
コンパクトで小回りも効き、さらにバリバリの現役です!
豆まき準備編でトラクターに装着していたアッパーロータのように、
豆まき専用の部品をトラクターに接続。
持ち上げるとこんな感じです。
ちなみに、後ろのローターは豆を植えた後に土を被せ均してくれる役目があります。
これは、スタート前の整備の様子♪
奥には、我が地元のシンボル薬莱山も見える格好のロケーション。
軽トラックに積んでいるのが、今年の種です♪
種も、適当には植えません。
全て1枚1枚の畑に応じ、計算して重量を測り、トラクターに投入しています。
また、宮城県認証の特別栽培方を導入し、栽培しているので最低限の肥料等のみ。
全て計算し、チェックして撒きます♪
さ、豆まきが開始されました。
小鳥のさえずりがBGMで流れる中、こんな風にトラクターは走ります。
風は強いものの、この景色の中で、私達の味の原料を栽培できること。
本当に幸せだなと感じるひととき。
仕事ですが、心が洗われるそんな時間です。
豆まきのオペレーターは工場長。
農業部門もこなします!しかも、オペレーション技術はピカイチ。
私もこっそり技を盗むため、チラチラ観察しています。
こうして、低速で丁寧に数日かけひたすら豆を植えて行くのです・・・
ただひたすらに・・・丁寧に。
で、私はと言いますと・・・。
この畑のラインのあいだの部分(豆が植わっています)を・・・・
こんな棒を持ちひたすら歩いて、土がかぶさっていないところがないか確認。
あれば、土を丁寧に被せてあげます。
これもただひたすらに・・・。
ひたすら往復して歩いて見回りなので、1日畑を10kmは歩いてるだろうなというところです。
こんな風に、地元の方の協力や支えの中、素晴らしい環境で今野醸造は
看板商品の無添加味噌あなたのために、仙台味噌釜神、
さらには今話題の味噌パウダーミソルトに使用される、
味噌用大豆の栽培に取り組んでいます。
社長曰く、取り組み開始20年が経過しても毎年新たな発見と勉強があるとのこと。
私は、これをこれからも続けていきたい。
そう思っています。
植え方は一段落しましたが、栽培はこれからが本番です。
怒涛の炎天下草刈や管理も大事な、栽培の工程です。
引き続き、今野醸造の原料栽培ブログUPしますので是非ご覧下さいませ。
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宮城県加美町下新田字小原5
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とうとう、種植えは残すところ大豆のみ!!
自然豊かな大崎平野の農場で、今年も豆まきができる日が近づいてきました。
しかし、ただ豆は植えられません・・・
土を丁寧に耕し、大豆の育つ環境を整備してあげなければなりません。
無添加味噌あなたのためにが出来るまでの道のりは本当に果てしない!!
そこで、登場するのがトラクター!!
米栽培でも登場したフォードのトラクターです。
こちらは、年代ものですがまだまだ現役で大活躍してくれているクボタのトラクター!
中にはオーディオも完備しています(^^
このトラクターの後ろには、アッパーローターという耕すための部品が接続されます。
赤いカバーのしたには刃があり、土を耕してくれます。
さー!こんな風に持ち上げ、畑に出発です♪
ちなみに、豆知識ですが、トラクターにはきちんとナンバーが装着されているのです(^^
遠目での撮影ですみませんが、こんあ風に低速で丁寧に耕していきます。
ただ、耕すだけではいけません。
水平でない土が平になるように、決して波打たないように。
そして、自ら走ったアッパーローターの凹凸部分を残さないように迂回方法を計算して耕します。
なぜかというと、丁寧に耕すことで限られた面積でも最大限の栽培ができることと、
また、来年米を植える際に作業に影響を与えないからです。
これは、今年の今野醸造の目標で、例年より更に磨きをかけ徹底的に丁寧に耕していきました。
トラクターの車窓から・・・
どこかで聞いたようなことがあるフレーズですが(笑)
これは最後の1列を耕しているのですが分かりますか?
水平かつ、溝が出来ていません。
社長が考え出した、迂回方法と操作方法でこんなに綺麗に耕せました!!
運転していた私もこんなに綺麗に耕せたので気持ちよかったです(^^
近くの農家さんが、こんな綺麗な耕し方見たことないと褒めてくれました♪
約3000坪(1丁)を3時間30分ほどかけ耕します。
今年は16丁なので、全機でざっと60時間程(><)
トラクターが大活躍しても、最後の仕上げは人力。
どうしても機械ではコーナー部分が多少荒くなります。
このように鍬で全畑のコーナーを最終仕上げです!
さ、いよいよ次は豆まきの開始です!!
大豆が畑に旅立ちます(^0^)
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FAX 0229-63-5853
以前ブログでもご紹介させていただいた吟醸醤油使用の吟醸ロール♪
お料理上手なお客様でありフォロワーでもあるminamiさんが実際に購入し
Twitterで食レポしてくださいました★
素敵な画像だったので、思わずブログでご紹介させていただくことに♪
ありがたいことに、吟醸も添えていただいています★
こちらの吟醸ロールは大崎市(三本木)の気仙堂さんのもの!
ザラメを使用したすっきりとした甘味の吟醸ロールです。
素敵な画像ですね!
スポンジ部分は、ざらめの食感を残していてそれが良いアクセントになっています。
うぅ・・・食べたくなる(笑)
是非、大崎市にお越しの際は気仙堂さんで販売されていますのでご賞味下さいませ(^^
余談ではございますが、結婚式の際に自分が生まれた時と同じ重量のぬいぐるみなどを
ご両親にプレゼントすることがございますよね(^^
実は、minamiさんご夫妻は結婚式で両家ご両親に、当蔵元の無添加味噌あなたのためにを
生まれた時と同じ重量でプレゼントしてくださったのです!!
あなたのためには、当蔵元のシンボルでありとても想いのこもった大切な商品です。
その商品を、人生の大イベントで使っていただき大変嬉しく思います。
当蔵元では、弊社商品にまつわる思い出話や食卓のお料理画像などを募集しております!
HPブログ等でご紹介させていただきます♪
近々、HPにお客様のレシピコーナーも開設したいと思っております(^^
何かございましたら
にメールいただければ幸いです♪
宜しくおねがいいたします!
本ブログの画像提供 宮城県 minami様
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とうとう、成長した苗
苗たちを、特別使用のスクールバスに乗せて田んぼの学校に送り届けます。
軽トラではありません!!あくまでもスクールバスです。。。
しかしですね、この成長してくれた苗は土に水をたんまり吸ってくれていまして・・・
地味に重い。
田植え期間中、撒いた2,000枚の苗箱を全部車にセットすると手がバカになります(><;
只今、猛烈に関節痛+筋肉痛ナウ(^^;
だからこそ、無事に育って立派に実ってくれよーーーー!!
さ、田んぼという学校に到着!
乗せてきた苗君達を、今度は一枚一枚また降ろします。
これも、きちんと計算した位置に置いていかないと後々大変なことになります。
田んぼは、既に先着した苗君達がどんどん植えられています。
この日も朝4時開始!
画像は最終日のものなのですが、この時期には大変嬉しい無風で
まさに最高の田植え日和でした!!
こうして、田植え機械に苗を補給してあげます。
今回のオペレーターは工場長!!実家の田植えが終わり、今度は会社の田植えです(^^;
お疲れ様です!
さー!折り返し出発でーす!
この田んぼは、おおおそ3000坪、大きい田んぼは機械や人の移動が無い分効率良くはかどります。
こうして、3日かけて田植えが終了です♪
今年は機械トラブルもなく、順調に終了!あとは稲刈りまで天気を祈り、田んぼの管理をし
ひたすら草刈をしていくのみです(^^;
ふと移動中、会社前の自社水田を覗いたら、今度はつがいの鴨を発見♪
仲良く泳いで、餌を食べていました。
これも、環境がよく、特別栽培法で水が綺麗だからなのでしょうね♪
仲良しでいいねすね!ほのぼのします(^^
この写真が、地味に好きでUPします。
鴨の後ろを見ると・・・野良猫ちゃんが歩いています♪のどかだなぁ。
鴨は猫と同じ道でなくて一安心かな(笑)
私達のみそ造りは、他社と違いこうして自然とともに原料栽培から行っています(^^
手間ひまは、仕入れ原料と比べたら天と地の差だけれども、譲れぬこだわりです!!
社長が、20年前に味噌醤油蔵元から農業生産法人とし自社での原料栽培~味噌造りに着手。
㈲今野醸造は委託栽培でもなく、仕入れ原料でもなく、自分たちが納得し全てに携わる原料自社栽培蔵元。
本当に自信をもってお客様にお届けできる、安心安全の自社原料で味噌造りを行っています。
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FAX 0229-63-5853
さ、味噌原料米の田植え準備の最終工程開始!
ドン!!フォードのトラクターです!!
トラクター好きな自分は・・・かっこいいと思います。でかいですね!
ちなみに、最近トラクターとフォークリフトののミニチュアを買い部屋に飾りました(^^★
で、このトラクターで何をするかと言いますと。。。
田植え前の、大事な工程である「代掻き(しろかき)」です。
カチカチの土に苗は植えられませんね。ですので、水を張り、トラクターで耕していきます。
ちなみに、地面を水平にしてあげる役割もあるのです!
地面が凸凹しすぎていると植え辛いだけではなく、水量に大きなバラつきがでますからね(^^
この太いタイヤに無骨なスタイルと、カラーリング・・・。
ジョンディアともまた違う味があっていいですなぁ。
すみません、話がそれてしましましたが、この後ろに連結した赤いもので耕しながら
水平にしていきます♪
これで代掻きは終わりー!!
簡単に紹介しましたが、この代掻きもただ水張って耕しているのではなく、事前準備が色々あるのです。
米造りは、見えない作業が本当に多い!
番外編!!
ちなみに、代掻きを終えるとその土壌の餌を狙いに鳥たちがやってきます。
鷹や様々な小鳥もきますが、最近ではカモメも来ます♪
海から40kmも離れた内陸ですが、ここ数年でカモメが遊びに来るようになりました。
見づらい写真でごめんなさい(^^;ズームの限界でした・・・
さー!!次は田植えの開始です!!
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宮城県加美町下新田字小原5
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FAX 0229-63-5853
さ、田植え準備の第二弾!のご報告です。
先日の苗箱がどれだけ発芽したでしょうか・・・・
ドンッ!!
なんやら、モサモサですね(^^
もやしではありませんよ!これが秋には稲穂になり米を実らせます。
デリケートながらも、しっかりとした芽が生えています。
しかも、上の苗箱を押し上げるたくましさ!!
ちょっとだけ、伸びすぎましたかね(^^;笑
先は結構、チクチクです(^^
生まれたてって感じですよね!
写真ぼやけまくりですね・・・
一眼レフ、苦手です。だれかに教わりたい・・・。切実。
そんな、彼らを軽トラックに積んで・・・次の場所・・・BHに!
BH?
ビニール・ハ・ウ・ス!
水平に丁寧に均した地面に、シートを敷き、苗箱を一枚ずつ丁寧に並べていきます。
そして、布団の役目になるシートをかけて、更にこのハウスで芽を成長させてあげます。
GW明け頃までの約1ヶ月ほどの間、水を撒いたり、ハウスの温度を管理したり
田植えに適した苗にゆっくりと育て上げます。
はいっ!!!
これは3日前に並べた第1弾目の苗箱達!!
たった3日で、あんな白かった芽が・・・こんなに青々です!!(^^
しかし、苗は非常にデリケート!水分が不足すると1時間もせずに干からびます。
また、この時期天候によっては朝方に霜が降ります。
霜注意報を見逃さず、きっちり管理していきます。
田んぼーーーー!!
待ってろよーーーーーーーー♪
雑談:なんで、たかが霜で注意報?と思うかもしれませんが、
実は霜注意報って、霜で農作物にいちじるしい被害が
予想される場合に注意報とし気象庁が注意喚起してくれているんです(^^
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FAX 0229-63-5853
今年の冬は・・・雪がほとんど降りませんでした。
ほんの数日のみの降雪で・・・
いつ冬になるのかな?と思っていたら、いつの間にか桜が咲いていました。
こういう年は、夏の天気が心配でなりません。。。
異常気象にならないことを願います。
なんでそんな夏の心配をしてるかって?
そう・・・今年も味噌原料米の田植え準備が始まったのです!!
まずは、先日行った田植え前の重要な作業である種まきについてご報告いたします。
作業日数は2日間!がんばりましょ!
硬い笑顔の彼は、弊社最年少の伊藤君。
農業高校出身ということもあり、栽培作業の時期は普段の担当から農業部門に移動です。
手に持っているのは、苗箱(なえばこ)。
そして、後ろに吊るされている大きな袋には発芽に適した土が入っています。
こんな機械で苗箱に、土と種を蒔いていきます。
とても、簡素な造りの機械ですがこれがないととてもじゃありませんが、気の遠くなる作業です。
水が含まれた、苗箱は一枚4kg程度 これを今年は2,000枚植えました。
種が撒かれ完成した苗箱が出てきます。
それを一枚一枚・・・大切に受けて・・・
パレットに綺麗に並べてあげます。
これが、腰くたびれる・・・。
若い伊藤君も、さすがに2000枚になるとへとへとでした。
苗箱はこのようになっています。
この土は、水を含むと粘土質のようになります。
一般的にさらさらした土は、野菜や果樹栽培に最適と言われ。
粘土質など、どろどろした土は稲作に最適と言われます。
満杯になったパレットは、このように収納されます。
そして全体にカバーをかけ、湿気と温度を管理してあげ約3日。
発芽に最適な環境を造り、芽を出させてあげます。
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宮城県加美町下新田字小原5
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