2011年5月アーカイブ

先日のブログの通り、応援飯プロジェクトとし東松島市、塩釜市で炊き出しを行わさせて

いただきました。純粋に恩返しさせていただきたく両日ともに早朝より営業車に機材、食料を

積み込み避難所へ向かいました。

 

1日目の東松島市民センターでは、現在も約100名ほどの方が避難所にて生活をされてい

ました。震災があったのが嘘のような清々しい天気の中、避難所へ到着すると、

ご高齢の方や学生さんなど様々な年代の方々が温かく私たちを出迎えてくださりました。

山の中、のどかな場所にある避難所です。

この日は、炊き出しに賛同いただいた方が全国より10名現地に集結しました。

皆さん職業もバラバラですが、宮城をなんとかしたいとその想いだけで宮城入りされて下さっ

た方々です。本当に感謝の気持ちで一杯です。

いざ、10時ころより設営を開始し、食材を切り出し、ご飯を炊きだすと、12時過ぎにちょうど

できあがりました。糀味噌「あなたのために」と、様々な具材を織り交ぜカレーを作りこんで

いきました。普段使い慣れない大鍋でしたが、そこはフードコーディネーターの鈴木さんが

手際よく調理を進めてくれ、時間に間に合い皆安堵。

出来上がりの放送と同時に皆さんが、食べに来て下さり「楽しみにしていたよ!」と声をかけ

てくれ、続々とおかわりまでしてくれました。

あっという間にすべてがなくなり、その後は避難所の方や集結した皆さんと様々な会話の時間

を過ごしました。震災当日のこと、町のこと、そしてこれからの夢!

皆さんの元気あふれるエネルギーにさらに元気をもらった自分がいました。

帰り際は、避難所のおばちゃんたちが外まで出てきてくれて笑顔で手を振ってくれるという、

思いがけないサプライズに・・・感動。

ありがとう、必ず、また来ます。そう心に決め帰路につきました。

 

2日目は塩釜市公民館での炊き出しを行いました。

塩釜市は、マグロで有名な全国屈指の港街です。

私の叔父も、塩釜魚市場でマグロ問屋を営んでいたり、

普段仕事で毎週のように来る街でもあります。

その叔父は裸一貫で寝ずに働き建てた家をすべて流されました。

津波に流されたあげく、生涯の形をすべて失いました。

その場所には生活の痕跡すら一切残っておりません。

だから、私にとって絶対に行かなければいけない場所でもありました。

街を走ると、津波で倒壊した建物などあるものの、

一見日常の生活が取り戻されているように見受けられます。

しかし、見えない事実がまだまだそこにはあるのです。

塩釜市公民館は普段通りの日常が繰り広げられる住宅街の一角にあります。

30名ほどの避難所で、多くの方がご高齢の方です。

段ボールで仕切られたわずかなスペースが生活の場。

そのわずかなスペースは紛れもなく、3月11日から現在まで皆さんが

生活の拠点とされている場所なのです。

その光景を見たとき、まだまだ震災の事実を記憶から消し去ってはいけない、

そう改めて感じました。これが事実なのです。

復興は街の復興比率でだけでは表せません。

そこに、まだ避難されている方々がおられる限り、

私たちは現実として受け入れなければなりません。

 

この日の炊き出しメニューは、味噌カレーと、粽と味噌きんぴら。

皆で、炊き出しをしていると営業車を見て駆け寄ってくれてきた方がいました。

「あんだいの醤油好きで使ってんだよ~!!」

「あんだいの叔父さんがマグロくれたんだよ!!」

「ありがとうありがとう・・・」と。ご高齢の女性です。

胸が熱くなりました。地元あってこそ私たちがあるのだと、改めて感じた瞬間です。

予想もしていなかった、ありがたさと、感謝の気持ちが胸をいっぱいにしてくれました。

 

この日は、フクイのカレーの福井さんが呼びかけを行ってくださり、

料理研究家の高井英克先生が早朝より生徒さんと「粽(ちまき)」と、

「味噌きんぴら」を仕込み送って下さいました。

材料も一切妥協せずいいものをすべて使いました。

本当に美味しいものを食べていただきたいそれが私の思いですとの

暖かく熱い思いのこもった手紙と一緒に・・・。

早速、蒸し器で蒸しあげると、あたりにいい匂いが立ち込めました。

鈴木さんが丹精込めてつくった味噌カレーと一緒にお皿に盛りつけ完成。

皆さん、非常に喜んで下さりました。

 

また、今回の炊き出しに東京より夜行バスでお越し下さった、

フードコーディネーター鈴木さん、清水さん、高橋さん、

茨城東京栃木よりお越しくださいました白石さんと皆さん、チーム萩の皆さん、

愛知のフクイのカレー福井さん、料理研究家の高井先生、

アメリカ ラスベガス、東京より支援いただいた皆さん、

鈴木さん経由で応援飯に応援メッセージを下さった女優の白石美帆さん、

本当にありがとうございます。

この場をかりて御礼申し上げます。

 

私の蔵元も、明治維新のめまぐるしい政変の中、そして第二次世界大戦中と、

激しく蠢く歴史の中で人と農地の多くを失い廃業の危機を突き付けられた経緯がございます。

しかし、地元の皆さんに愛され支えられ、先代方が必死で乗り越えてきてくれたお蔭で、

今もこうして蔵元とし地元で商いをさせていただいています。

今のわたくしたち、地元あってこその今野醸造。それが私の誇りです。 

 

震災直後から今に至るまで、多くのお客様やお取引先様、県内の方、知人友人と、

毎日のように心配と応援のメッセージをいただいております。

震災後、危険を顧みずわざわざ遠くからお越しくださった方もおります。

連絡が不通の中、警察や行政に駆け込み安否を確認し続けてくれた友人がおります。

その一つ一つの気持ちに、勇気をいただき、明日への希望を持つことができました。

そして、これほどまでに皆様に愛していただいておりますことは私の宝です。

 

この震災を通し、失ったものは多いけれど、

若い今、「人は人生の宝」だと改めて気づかされた自分は幸せなのだと感じます。 

 

こうして再び立ち上がれた私たち今野醸造は、

皆さんの応援以上にこれから地域への貢献と、味へのさらなる探求を追い求める次第です。

それが私たち地元蔵元としてのやるべき使命と考えています。

いただいた恩という心の財産は必ず後世にも受け継いでいきます。

 

本当にありがとうございました。

 

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キャンピングカーではばる栃木からも応援に来て下さいました。

本当にありがとう。 

仙台味噌醤油 今野醸造 HP http://www.e-miso.com/ 

震災から早くも2ヶ月半の月日が過ぎようとしています。

私の自宅も、地元大工さんが直してくれ、昨日やっと住めるようになりました。

自宅のリビングでくつろげる。自宅のテーブルでご飯を食べれる。

そんな時間が非常に嬉しく、ありがたく思います。

震災から時間が今までを辿ると、いまだに夢を見ていたのではないかと感じる時が

多々ございます。しかし、沿岸部、そして避難所を訪れてみるとやはり事実なのだと

思い知らされる毎日でございます。

震災直後から、今に至るまで、毎日お客様、お取引様からの励ましの電話、応援の

メッセージを頂いております。

その度に、一同勇気をいただき明日への希望と更なる飛躍への活力をいただいております。

創業から100余年の中で、こんなにも当蔵元を愛してくださっておられる皆様にめぐり合え、

そして支えていただいている事に、皆幸せとありがたさを感じ過ごしている毎日です。

心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

皆様の応援のお陰で逸早く立ち上がり再開できた地元蔵元として、皆様からいただいた応援の

お言葉の数々に何か恩返しができないか私なりに考えてまいりました。

そして、沢山の応援をいただき立ち上がれた私たちは、

次に応援支援する人にならなければなりません。

皆様からご頂戴いたしましたお言葉を一つのバトンにし、「応援飯PROJECT」(鈴木さん命名)

という形で、東松島、塩釜の避難所で炊き出しを実施させていただきます。

炊き出しでは、料理演出で活躍されるフードコーディネーターの鈴木理檜さんはじめ、

清水さんが東京から宮城入りされ終日ご一緒させていただくことになりました。

またフクイのカレーのフクイさん、料理研究家の高井さん、アメリカの方からも応援いただいております。

我が地元、加美町では炊き出しの旨を伝えると、大型炊き出し機材を無償で貸し出してくださいました。

そして、震災後から今に至るまで頂いた皆々様からの沢山の応援のお言葉がございます。

皆さんからご頂戴いたしました想いを、バトンにし繋げさせて頂きます。

今後、当蔵元では継続的支援に向けて出来る限りの活動をしていきます。

それが、皆様からいただいた応援への恩返しであり、地元蔵元としての使命と考えています。

我々にできることは微力かもしれませんが、微力ながらも続けることが大切と思い頑張ります。

地元あっての私達。地元に今出来る事を・・・。

 

[詳細]

5/24(火)東松島市 大潮市民センター

5/25(水)塩釜市 塩釜公民館

にて炊き出しさせていただきます。

栄養価の高いものが食べたいとのご要望でしたので、

鈴木さん考案の味噌カレーと高井さんお手製の粽を提供させていただきます。

そして、皆様からいただきました応援の想いを一つのバトンとし渡させていただきます。

 

ご報告上、大変申し訳ございませんが、避難所の皆様の心情を考え、

避難所の様子や、炊き出しの画像等を撮影するのを差し控えさせていただきます。

実施のご報告は、料理の画像、実施者の私達のみの画像、ブログという形でご報告させていただきます。

 

皆様の応援と想いを美味しい料理にし、明日からお届けさせていただきます。

感謝。

 

 

 

 

本日、TV等の料理演出でご活躍なされている、フードコーディネーターの鈴木理檜さん、

清水さんが、東京から当蔵元にお越し下さいました。

本日宮城入りされ、一日当蔵元の仕事をお手伝い頂きました。

また、TV等での料理演出など普段は知りえない様々なお話をお聞きでき、非常に楽しい一日でした。

今年は「味噌の一年」にするとのお話。味噌蔵としてはありがたきお言葉。

お料理の力でお味噌の良さを色々な視線で知っていただければ嬉しいです。

鈴木さんと清水さんと今野醸造のコラボレーションで、明日から「応援飯PUROJECT」を始動させます。

詳しい活動内容は次のブログで。

震災の中で、ご縁をいただきました、

愛知県のフクイのカレーさん(代表:福井英史様)が当蔵元の

無添加仙台味噌あなたのために、無添加糀味噌あなたのために、

を使用しカレーを開発してくださいました!!

福井さんは、なんと元プロボクサーのカレー屋さんです。

現在、バンダム級のチャンピオンである山中さんもフクイのカレーさんの

大ファンとのことで試合前に、カレーを注文されるそうです!

福井さんは、愛知から単身夜行バスに乗り仙台市若林区のボランティア活動まで

やられる、とても正義感溢れる方でもあります!

そして、常に腰が低くとっても優しいお方・・・。

私もファンになりました。

 

そうこうしていると、福井さんが出来立てのカレーを送って下さいました。

期待に胸を躍らせて箱を開けてみると・・・・

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どうですかこれ!凄く素敵です!

広告紙で丁寧に包装されています!

現在、物が溢れる世の中で、資源を有効に再利用されて使用されている姿勢に、

さらに私、しびれてしまいました!

凄く温かみがありますよね。

 

フクイのカレーさんの美味しさの秘密をお聞きしましたので、

是非ブログにてご紹介させていただきたいと思います。

その美味しさの秘密とは・・・

①玉ねぎをみじん切りではなく2cmほどに切り2時間以上かけじっくりと炒める。

みじん切りにするよりも、ソースの舌触りが良くなるとのこと。

②別に、人参をスライスし水分が無くなるまでじっくり炒め、

トマトを加え更に煮込みあげ人参トマトソースを完成させ各カレーに

秘伝の配合で混ぜ合わせるとのこと。

③そして、極めつけは自家製のヨーグルトを加えているとのこと。

自家製というところが、とても魅力的です。

気温等により酸味の変化が出ますが、「自然のままに」をもっとうに、

こだわって作られています。

 

さて、開発いただいたカレーは3種です。

早速いただきましたので各カレーの感想を書かせていただきます☆

 

pokukare.jpg①ビーフカレー(糀味噌使用)

鍋で温め、あつあつのご飯に早速かけてみると、

漂うどこか懐かしい昭和のカレーのような香り。

とてもホッとする香りです!

昭和のカレーの味わいを想像し、まずは一口・・・

んんっ!濃厚!!

どこか懐かしさを漂わせながらも、しっかりと主張する

濃厚な風味。わたしは初めて味わう味です!

どこか懐かしく濃厚ながらもクドさの無い味わいが

とても印象的でした!美味しかったです!

こちらは、女性や、辛口が苦手な方におすすめです!

 

gekikara.jpg②チキンカレー激辛(仙台味噌使用)

こちらも早速、鍋で温め、ご飯にかけてみると、

・・・激辛具合が既に匂いでも伝わってきます。

食べてみると、辛い辛い辛い!

汗が額から続々と噴出してきます!

ハバネロソースがはいっているので、唐辛子カレー

というような感じです!

しかし、ただ辛いわけではありません。

辛さのなかにも人参や玉ねぎからの甘さがあり、

それがご飯にしっかり絡んでくれています。

辛さが大好きな方には絶対におすすめですね! 

是非一度チャレンジしてみては如何ですか?☆

 

③ポークカレー2011 

misocarry.jpg凄くフルーティーなカレーです!一番のお気に入りです!この味が自宅で食べれるのには驚きです!スパイスの香りと優しい甘みが、すごく上品な味わいを醸し出しています!女性やお子様にとてもおすすめです!こんなにおいしいカレーをいただいたのは初めてだと思います。福井さんの優しさがにじみ出ているポークカレーでした。休みの日に贅沢に味わいたくなるそんなカレーです♪

 

フクイのカレーさんは電話通販のみでご購入できます。

とても、優しく腰の低い素敵な方です。

ご安心してお気軽にお電話でのご注文をしてくださいませ。

カレーはすべてレトルトではなく冷凍です!

冷凍ですので、おいしさもそのままです! 

 

 

フクイのカレーさんからのメッセージ・・・

包装宣伝等味に関係ないものには絶対に

お金をかけません。東北地方の食材を積極的に取り入れていく

方針です!そのためメニュー、価格の変更が多々あると思いますが

お許し下さいませ。世界一美味しいカレーを作れるよう世界一気合を入れ

努力してまいります!!

 gekikara.jpg

連絡先は・・・

0532-61-4269 

福井英史さんです。

すごく丁寧で優しい方ですのでご安心してご注文なさってください☆

 

 

フクイさんのブログはこちらですhttp://fukuicurry.exblog.jp/ 

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当蔵元も商品参加させて頂いております、

加美町やくらい「さんちゃん会」(加藤代表理事)が、

先ごろ行われた「第40回日本農業賞」特別部門で、

優秀賞を受賞しました!!

ここに来て明るい話題、非常に嬉しく思います!

さんちゃん会では地元の新鮮野菜や、地元の美味しいグルメなどが

多く販売されています!主に高齢者や女性の力を集結させ運営されています。

近くには温泉や、やくらい山など観光スポットも盛りだくさんです。

ぜひ、遊びに行ってみては如何でしょうか?

自然に囲まれ気持ちをリフレッシュさせるのにはもってこいです!

もちろん、当蔵元の味噌や醤油などもこちらでお買い求めいただけます。

さんちゃん会  HP
http://www.town.kami.miyagi.jp/yakurai-shinkou/products/dosancenter.html 

 

仙台味噌醤油 今野醸造 HP http://www.e-miso.com/ 

 

まず、はじめに、写真撮影時日差しが強くまぶしかったため、

眉間にしわが寄っておりますことお許し下さいませ(^^;

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2月9日行われました、宮城いきいきファーマー表彰式の

企業部門で、弊社「今野醸造」が最優秀賞を賜りました。

主に、弊社のトップブランド味噌であります、

「あなたのために」の原料(大豆・米)の栽培に関して

評価いただき受賞との運びになりました。

その受賞写真が加美町広報誌に掲載されています。

これも偏に、地元そしてご協力頂いている皆様、

そして弊社のお味噌を愛してくださっておりますお客様皆様の

お陰と思っております。

本当にありがとうございます。

食の安心安全が揺らぐ不安定な世の中ではありますが、

一食品会社として、確かな品質と良い味噌造りのため、

さらに原料栽培部門の探求に努める次第でございます。

皆様本当にありがとうございました!

最後に、このたびの震災による津波で犠牲になられました、

全国認定農業者会会長であり荒浜農産、二瓶専務様のご冥福を

心よりお祈り申し上げます。

必ずしや、東北そして日本の農業の復活を目指し頑張ります!

二瓶専務様本当にありがとうございました。

 

仙台味噌醤油 今野醸造 HP http://www.e-miso.com/ 

私の後輩であり、長くの友人に第二子が誕生しました。

元気な男の子とのことで非常に嬉しく思います。

震災から約2ヶ月経過しようとしていますが、

明るい話題に非常に心癒されました。

子供は、一家の宝。

立派な男に育って欲しいです!

時間を見つけて茨城まで会いに行ける日を楽しみにしています!

おめでとう!!

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